概要
DB(データベース)を一つのファイルに梱包します。梱包ファイルにすることで下記のことが出来るようになります。
- メール添付や、USBメモリーで持ち運び
- データベースの作成委託
- 本部から各店舗にデータベースの配布
- データの簡易バックアップ・・・編集を一つ前に戻す(アンドゥ相当)や変更の追跡など、本格バックアップなら「バックアップ機能」
データを空にしてテーブル定義だけ行ったテンプレートのようなデータベースの梱包ファイルを作ることも出来ます。本部から各店舗に配布するような場合に活用できます。
また、データベースを簡単にメール添付出来るので、データベースの作成委託が行いやすくなります。作業を代行して欲しい場合は、作業代行依頼をご覧下さい。
尚、同一のデータベースを別のパソコンで編集する場合、データベースを渡す側か受け取る側か少なくともどちらか一方は Fullfree PRO である必要があります。編集はせず、閲覧だけならどちらも Fullfree で構いません。
梱包(DB → 梱包ファイル)
データベースを一つのファイルに梱包します。梱包したいデータベースを開いてから [ファイル]-[DBの配布]-[梱包] メニューを選択してください。
尚、デモデータは梱包できません。また、共有DBを梱包するには Fullfree PRO が必要です。共有DBの場合は、同じ共有スペースに参加すると Fullfree からでも同じDBにアクセス出来ます。
梱包内容
梱包ファイルに含めないもののチェックをオフにして下さい。例えば、テーブル定義のみでレコードは含めない場合は、「テーブル」の項目を展開して、その下の「レコード」をオフにして下さい。尚、( ) 内の数字はデータの数(レコードの数など)です。
他PCでの編集を許可
データベースをパソコンに保存する場合(データ共有機能を使わない場合)、データベースを作成したPCとデータベースが紐づきます。そして、データベースを作成したPC以外では閲覧のみ可能となります。(Fullfree の場合)
Fullfree PRO だと編集も出来ますが、このチェックをオンにすると、別のPCの Fullfree でも編集が出来るようになります。尚、このチェックは Fullfree PRO でのみオンに出来ます。
梱包先
梱包ファイルのパスを指定して下さい。
上記の設定後、[OK] ボタンで梱包を実行します。
梱包されるものとされないもの
梱包されるものとされないものの一覧は下記の通りです。
梱包されるもの
- テーブル定義とレコードの内容
- 値リスト
- 出力テンプレート
- 画面情報(Windowサイズや位置など)
- CTIの設定
梱包されないもの
- アクセス権の設定
- 更新履歴・更新情報
- 常駐設定
開梱(梱包ファイル → DB)
[ファイル]-[DBの配布]-[開梱] メニューを選択して、DBに開梱する梱包ファイルを指定して下さい。エクスプローラーから梱包ファイルをダブルクリックしても構いません。
データベースの内容が表示されます。
DBの概要
梱包されたデータベースの概要を表示します。
- データベス名:梱包時のデータベース名
- 必要バージョン:開梱するのに必要な Fullfree のバージョン
- Fullfree PRO の必要性:開梱するのに Fullfree PRO が必要かどうか(不要の場合は Fullfree で開梱可)
- PCとの関連づけ:PCとの関連づけがあると、梱包したPC以外では、Fullfree の場合、閲覧のみ可となる(Fullfree PRO なら編集も可)
- テーブル数:データベースに含まれるテーブル数
- レコード総数:データベースに含まれるレコード数の合計
- 最大フィールド数:各テーブルの各階層において、フィールド数の最大値
- 出力テンプレート数:出力機能で利用するテンプレート数
DBのパス
データベースを作成するパスを指定して下さい。
復元したDBを開く
オンにすると作成したデータベースを開きます。
DBのパスを指定して [OK] ボタンをクリックすると、開梱され、データベースが作成されます。