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関数一覧

関数一覧

現在、計算式で利用出来る関数の一覧です。関数名をクリックすると詳細が表示されます。引数の [ ] は省略可、* は配列が渡せることを意味します。戻り値の * は引数が配列だった場合、配列が返ります。

Excel の VLOOKUP 関数はなく、別の表の参照はリンクと計算式で実現します。詳細は「リンクの基本と応用」をご覧下さい。尚 LOOKUP 関数はあります。

SUMIFCOUNTIF は、SUM(IF(条件, 値, 0)) のように集計関数と条件関数を組み合わせてお使い下さい。Fullfree では集計関数と条件関数を組み合わせることが出来ます。条件や値が配列でも正しく動作します。


日付/時刻
関数名 説明 呼び出し方と戻り値
AGE 年齢 AGE(日付*) → 数値*
日付に対する現在の年齢を返します。DATEDIF([日付], TODAY(), “Y”) と結果は同じです。
DATE 日付 DATE(年*, 月*, 日*) → 日付*
年,月,日で指定された日付データを返します。
DATEDIF 日付の期間 DATEDIF(開始日*, 終了日*, 単位*) → 数値*
2つの日付の期間を返します。単位で期間の種類を指定します。
“Y” → 年数
“M” → 月数
“D” → 日数
“MD” → 年数と月数を無視した日数
“YM” → 年数と日数を無視した月数
“YD” → 年数を無視した日数
DATETIME 日付と時刻 DATETIME(年*, 月*, 日*, 時*, 分*, [秒*]) → 日時*
年,月,日,時,分,秒で指定された日時データを返します。
DATETIMEVALUE 日時へ変換 DATETIMEVALUE(日時文字列*) → 日時*
日時文字列を日付と時刻のデータに変換します。
DATEVALUE 日付へ変換 DATEVALUE(日付文字列*) → 日付*
日付文字列を日付データに変換します。
DAY DAY(日付*) → 数値*
日付の日(1-31)を返します。
DAYS 日数 DAYS(終了日*, 開始日*) → 数値*
開始日から終了日までの日数を返します。
EDATE 指定月数後の日付 EDATE(基準日*, 月数*) → 日付*
基準日に月数を加えた日付を返します。月数が負の値だと基準日より前になります。日にちが月の日数を超える場合は月末の日付になります。
EOMONTH 指定月数後の月末日 EOMONTH(基準日*, 月数*) → 日付*
基準日に月数を加えた日の月末日を返します。月数が負の値だと基準日より前になります。
HOUR HOUR(日時*) → 数値*
日時の時間(0-23)を返します。
MINUTE MINUTE(日時*) → 数値*
日時の分(0-59)を返します。
MONTH MONTH(日付*) → 数値*
日付の月(1-12)を返します。
NOW 現時刻 NOW() → 日時
現時刻の日時データを返します。
SECOND SECOND(日時*) → 数値*
日時の秒(0-59)を返します。
TODAY 今日の日付 TODAY() → 日付
今日の日付の日時データを返します。
WEEKDAY 曜日 WEEKDAY(日付*, [種類*]) → 数値*
日付に対応する曜日を数値で返します。1(日曜) ~ 7(土曜) です。種類を指定すると値を変更出来ます。
1 → 1 (日曜) ~ 7 (土曜)
2 → 1 (月曜) ~ 7 (日曜)
3 → 0 (月曜) ~ 6 (日曜)
11 → 1 (月曜) ~ 7 (日曜)
12 → 1 (火曜) ~ 7 (月曜)
13 → 1 (水曜) ~ 7 (火曜)
14 → 1 (木曜) ~ 7 (水曜)
15 → 1 (金曜) ~ 7 (木曜)
16 → 1 (土曜) ~ 7 (金曜)
17 → 1 (日曜) ~ 7 (土曜)
YEAR YEAR(日付*) → 数値*
日付の年を返します。
情報
関数名 説明 呼び出し方と戻り値
ERROR エラー発生 ERROR([エラーメッセージ])
計算エラーを発生させます。エラーが発生したセルを参照した計算式もエラーとなります。
ISBLANK 空白調査 ISBLANK(値*) → 論理値(BOOL)*
値が空白かどうかを返します。
ISERROR エラー調査 ISERROR(値) → 論理値(BOOL)
値がエラーかどうかを返します。
N 数値変換 N(値*) → 数値*
値を数値に変換します。日時データの場合はシリアル値、文字列は 0、TRUE は 1、FALSE は 0、空白は 0 になります。
論理
関数名 説明 呼び出し方と戻り値
AND 論理積 AND(論理式1*, [論理式2*], …) → 論理値(BOOL)*
論理式の結果がすべて真(TRUE)になった場合に真を返します。それ以外の場合は偽を返します。
IF 条件分け IF(論理式*, 真の結果*, 偽の結果*) → 結果の型*
論理式(TRUE/FALSEを返す式)に応じた結果を返します。
IFERROR エラー条件分け IFERROR(値, エラーの場合の値) → 値の型
値がエラーの場合はエラーの場合の値、そうでない場合は値をそのまま返します。
IFS 条件分け(複数条件) IFS(論理式1*, 真の結果1*, [論理式2*, 真の結果2*], …) → 結果の型*
最初に真(TRUE)になった論理式(TRUE/FALSEを返す式)に対応する結果を返します。
NOT 否定 NOT(論理式*) → 論理値(BOOL)*
論理式がTRUEの場合はFALSE、FALSEの場合はTRUEを返します。
OR 論理和 OR(論理式1*, [論理式2*], …) → 論理値(BOOL)*
論理式の結果が一つでも真(TRUE)になったら真を返します。それ以外の場合は偽を返します。
XOR 排他的論理和 XOR(論理式1*, [論理式2*], …) → 論理値(BOOL)*
論理式の結果の排他的論理和(XOR)を返します。
検索
関数名 説明 呼び出し方と戻り値
CHOOSE 引数の値選択 CHOOSE(インデックス, 値1*, [値2*], …) → 値の型*
インデックス(1~)で指定した位置にある値を返します。どれかの値に配列を指定した場合は、別の単一値が選択された場合でも値は配列に変換されて返ります。
INDEX 配列の要素取得 INDEX(配列*, インデックス) → 配列の要素*
インデックス(1~)で指定した位置にある配列の要素を返します。配列が2階層以上の場合、戻り値は階層数が1少ない配列になります。INDEX を多重に呼び出すことで単一値にまで絞り込むことが出来ます。
LOOKUP 配列の要素検索 LOOKUP(検査値, 検査対象配列*, [対応配列*], [照合の種類]) → 対応配列の要素*
検査値が検査対象配列で見つかった位置に相当する対応配列の要素を返します。対応配列が2階層以上の場合、戻り値は階層数が1少ない配列になります。検査対象配列が数値か日時型の場合、検査方法を照合の種類で指定出来ます。Excelの動作は 1 です。省略時は 0 と見なします。
1 → 検査値以下の最大の値を検索
0 → 検査値と等しい最初の値を検索
-1 → 検査値以上の最小の値を検索
尚、検査対象配列は昇順や降順に並んでいる必要はありません。
MATCH 配列の要素位置 MATCH(検査値, 検査対象配列*, [照合の種類]) → 数値
検査値が検査対象配列の中の何番目(1~)の要素かを返します。検査対象配列が数値か日時型の場合、検査方法を照合の種類で指定出来ます。省略時は 0 と見なします。(注:Excelでは 1)
1 → 検査値以下の最大の値を検索
0 → 検査値と等しい最初の値を検索
-1 → 検査値以上の最小の値を検索
検査対象配列が2階層以上の場合でも、常に1階層目での位置を返します。尚、検査対象配列は昇順や降順に並んでいる必要はありません。
数学/三角
関数名 説明 呼び出し方と戻り値
ABS 絶対値 ABS(数値*) → 数値*
絶対値を返します。
ACOS 逆余弦 ACOS(数値*) → 数値*
逆余弦(アークコサイン)を返します。
ASIN 逆正弦 ASIN(数値*) → 数値*
逆正弦(アークサイン)を返します。
ATAN 逆正接 ATAN(数値*) → 数値*
逆正接(アークタンジェント)を返します。
ATAN2 逆正接(x,y座標) ATAN2(x座標*, y座標*) → 数値*
指定された x 座標と y 座標の逆正接(アークタンジェント)を返します。
CEILING 切り上げ(単位指定) CEILING(数値*, [基準値*]) → 数値*
基準値の単位で切り上げます。例えば、基準値に500を指定すると、0, 500, 1000, 1500 といった単位で切り上げます。基準値を省略すると 1 と見なし整数への切り上げとなります。数値が負の場合は値が大きくなる方向へ切り上げますが、基準値に負の値を指定すると 0 から遠い方向へ切り上げ(絶対値で考えての切り上げ)を行います。この関数は Excel の CEILING.MATH(数値, 基準値, 基準値<0) と同じ振る舞いをします。
COS 余弦 COS(数値*) → 数値*
余弦(コサイン)を返します。
COSH 双曲線余弦 COSH(数値*) → 数値*
双曲線余弦(ハイパーボリックコサイン)を返します。
DEGREES ラジアン→度 DEGREES(ラジアン*) → 数値*
ラジアンを度に変換します。
EXP e のべき乗 EXP(数値*) → 数値*
自然対数の底 e のべき乗を返します。
FACT 階乗 FACT(数値*) → 数値*
数値の階乗を返します。例えば 5 の場合は 1*2*3*4*5=120 となります。
FLOOR 切り捨て(単位指定) FLOOR(数値*, [基準値*]) → 数値*
基準値の単位で切り捨てます。例えば、基準値に500を指定すると、0, 500, 1000, 1500 といった単位で切り捨てます。基準値を省略すると 1 と見なし整数への切り捨てとなります。数値が負の場合は値が小さくなる方向へ切り捨てますが、基準値に負の値を指定すると 0 に近い方向へ切り捨て(絶対値で考えての切り捨て)を行います。この関数は Excel の FLOOR.MATH(数値, 基準値, 基準値<0) と同じ振る舞いをします。
INT 整数 INT(数値*) → 数値*
指定の数値を超えない最も大きな整数を返します。例えば、INT(2.9)=2, INT(-1.8)=-2 です。-1.8 を -1 にするには TRUNC を使って下さい。
LN 自然対数 LN(数値*) → 数値*
自然対数(eを底とする対数)を返します。
LOG 対数 LOG(数値*, [底*]) → 数値*
指定された数を底とする数値の対数を返します。 底を省略すると、10を指定したと見なされます。
LOG10 常用対数 LOG10(数値*) → 数値*
常用対数(10を底とする対数)を返します。
MOD 剰余 MOD(数値*, 除数*) → 数値*
数値を除数で割ったときの剰余を返します。 戻り値は除数と同じ符号になります。
MROUND 指定倍数に丸め MROUND(数値*, 倍数*) → 数値*
指定された値の倍数になるように数値を丸めます。数値を倍数で割った余りが倍数の半分以上である場合は、0 から遠い方の値に丸められます。
PI 円周率 PI() → 数値
円周率πの近似値を返します。
POWER べき乗 POWER(数値*, 指数*) → 数値*
数値のべき乗を返します。
PRODUCT 積算 PRODUCT(数値1*, [数値2*], …) → 数値
すべての数値を積算した値を返します。空白セルは無視します。
RADIANS 度→ラジアン RADIANS(度*) → 数値*
度をラジアンに変換します。
ROUND 四捨五入/偶数丸め ROUND(数値*, [小数点以下桁数*], [モード*]) → 数値*
数値を指定の桁数で四捨五入、または、最近接偶数への丸め(銀行丸め)を行います。小数点以下桁数を省略すると 0(整数)と見なします。モードで四捨五入か偶数丸めかを指定します。省略時は四捨五入です。
0 → 四捨五入 (Excel 関数の動作)
1 → 偶数丸め (Excel VBA の動作)
ROUNDDOWN 切り捨て(桁数指定) ROUNDDOWN(数値*, [小数点以下桁数*]) → 数値*
数値を指定の桁数で切り捨てます。小数点以下桁数を省略すると 0(整数)と見なします。数値が負の場合、0 に近い方へ切り捨てます。負の場合の切り捨て動作を指定するには FLOOR 関数を使って下さい。
ROUNDUP 切り上げ(桁数指定) ROUNDUP(数値*, [小数点以下桁数*]) → 数値*
数値を指定の桁数で切り上げます。小数点以下桁数を省略すると 0(整数)と見なします。数値が負の場合、0 から遠い方へ切り上げます。負の場合の切り上げ動作を指定するには CEILING 関数を使って下さい。
SIGN 正負調査 SIGN(数値*) → 数値*
数値の正負を調べます。戻り値は数値が正の数のときは 1、0 のときは 0、負の数のときは -1 となります。
SIN 正弦 SIN(数値*) → 数値*
正弦(サイン)を返します。
SINH 双曲線正弦 SINH(数値*) → 数値*
双曲線正弦(ハイパーボリックサイン)を返します。
SQRT 平方根 SQRT(数値*) → 数値*
平方根を返します。
SQRTPI π倍の平方根 SQRTPI(数値*) → 数値*
(数値 * π) の平方根を返します。
SUM 合計 SUM(数値1*, [数値2*], …) → 数値
数値の合計を返します。
TAN 正接 TAN(数値*) → 数値*
正接(タンジェント)を返します。
TANH 双曲線正接 TANH(数値*) → 数値*
双曲線正接(ハイパーボリックタンジェント)を返します。
TRUNC 小数部切り捨て TRUNC(数値*, [小数点以下桁数*]) → 数値*
指定桁数以降の小数部を切り捨てた値を返します。桁数を省略すると 0(整数) と見なします。例えば、TRUNC(2.9)=2, TRUNC(-1.8)=-1 です。
統計
関数名 説明 呼び出し方と戻り値
AVERAGE 平均 AVERAGE(数値1*, [数値2*], …) → 数値
空白を除く数値の平均値を返します。
AVERAGEB 平均(空白含む) AVERAGEB(数値1*, [数値2*], …) → 数値
空白は 0 と見なし、数値の平均値を返します。
COUNT 値の個数 COUNT(値1*, [値2*], …) → 数値
空白を除く値の個数を返します。値が配列の場合は配列内の値の個数となります。
COUNTB 値の個数(空白含む) COUNTB(値1*, [値2*], …) → 数値
空白も含む値の個数を返します。値が配列の場合は配列内の値の個数となります。
COUNTBLANK 空白の個数 COUNTBLANK(値1*, [値2*], …) → 数値
空白の個数を返します。値が配列の場合は配列内の空白の個数となります。
LARGE 大きい順位 LARGE(配列*, 順位) → 数値
配列の中から指定した順位番目に大きな値を返します。
MAX 最大値 MAX(数値1*, [数値2*], …) → 数値
引数の中で最大値を返します。引数が日時の場合は最も新しい日時を返します。
MAXB 最大値(空白含む) MAXB(数値1*, [数値2*], …) → 数値
空白は 0 と見なし、引数の中で最大値を返します。引数が日時の場合は最も新しい日時を返します。
MEDIAN 中央値 MEDIAN(数値1*, [数値2*], …) → 数値
引数リストに含まれる数値の中央値を返します。数値の個数が偶数である場合、中央に位置する 2 つの数値の平均になります。
MIN 最小値 MIN(数値1*, [数値2*], …) → 数値
引数の中で最小値を返します。引数が日時の場合は最も古い日時を返します。
MINB 最小値(空白含む) MINB(数値1*, [数値2*], …) → 数値
空白は 0 と見なし、引数の中で最小値を返します。引数が日時の場合は最も古い日時を返します。
SMALL 小さい順位 SMALL(配列*, 順位) → 数値
配列の中から指定した順位番目に小さな値を返します。
STDEV 標準偏差の推定値 STDEV(値1*, [値2*], …) → 数値
空白は無視し、引数リストから標準偏差の推定値を計算します。
STDEVB 標準偏差の推定値(空白含む) STDEVB(値1*, [値2*], …) → 数値
空白は 0 と見なし、引数リストから標準偏差の推定値を計算します。
STDEVP 標準偏差 STDEVP(値1*, [値2*], …) → 数値
空白は無視し、引数リストから標準偏差を計算します。
STDEVPB 標準偏差(空白含む) STDEVPB(値1*, [値2*], …) → 数値
空白は 0 と見なし、引数リストから標準偏差を計算します。
VAR 分散の推定値 VAR(値1*, [値2*], …) → 数値
空白は無視し、引数リストから分散の推定値 (不偏分散) を計算します。
VARB 分散の推定値(空白含む) VARB(値1*, [値2*], …) → 数値
空白は 0 と見なし、引数リストから分散の推定値 (不偏分散) を計算します。
VARP 分散 VARP(値1*, [値2*], …) → 数値
空白は無視し、引数リストから分散 (標本分散) を計算します。
VARPB 分散(空白含む) VARPB(値1*, [値2*], …) → 数値
空白は 0 と見なし、引数リストから分散 (標本分散) を計算します。
文字列
関数名 説明 呼び出し方と戻り値
ASC 全角→半角 ASC(文字列*) → 文字列*
文字列の全角を半角に変換します。
CHAR ASCII→文字 CHAR(数値*) → 文字列*
ASCIIコード(数値)に対応する文字を返します。ASCIIコードは1~127が指定出来ます。
CODE 文字→ASCII CODE(文字*) → 数値*
文字のASCIIコード(数値)を返します。
CONCATENATE 文字列結合 CONCATENATE(文字列1*, [文字列2*], …) → 文字列
複数の文字列を結合します。
CONTAINS 含むチェック CONTAINS(検査文字列*, 検査対象*) → 論理値(BOOL)*
検査対象に検査文字列が含まれるか調べます。
DATESTRING 和暦 DATESTRING(日付*, [表示形式*]) → 文字列*
日付を和暦にした文字列を返します。表示形式で 0 詰めをするか指定出来ます。省略時は 0 詰めします。
0 → 0詰めします (Excelの動作)
1 → 0詰めしません
ENDSWITH 終わるチェック ENDSWITH(検査文字列*, 検査対象*) → 論理値(BOOL)*
検査対象が検査文字列で終わるかどうか調べます。
EXACT 文字列比較 EXACT(文字列1*, 文字列2*) → 論理値(BOOL)*
2つの文字列が同じであるか比較します。同じ場合は TRUE、そうでない場合は FALSE を返します。= による文字列比較と違い、大文字・小文字は区別します。
FIND 文字列検索 FIND(検索文字列*, 検索対象*, [開始位置*]) → 数値*
検索対象文字列を検索文字列で検索し、最初に見つかった位置(1~)を返します。開始位置を省略すると、1 を指定したと見なされます。見つからない場合はエラーが発生します。
JIS 半角→全角 JIS(文字列*) → 文字列*
文字列の半角を全角に変換します。
LEFT 先頭文字列 LEFT(文字列*, [文字数*]) → 文字列*
文字列の先頭(左端)から指定された数の文字を返します。文字数を省略すると、1 を指定したと見なされます。
LEN 文字数 LEN(文字列*) → 数値*
文字列の長さ(文字数)を返します。半角/全角の区別はなく、1文字を1と数えます。
LOWER 小文字化 LOWER(文字列*) → 文字列*
文字列に含まれる大文字をすべて小文字に変換します。
MID 部分文字列 MID(文字列*, 開始位置*, 文字数*) → 文字列*
文字列の指定された位置(1~)から指定された文字数の部分文字列を返します。
PHONETIC フリガナ PHONETIC(文字列*) → 文字列*
フリガナを返します。フリガナは漢字の読みから決定します。(IMEの入力内容は参照しません)
REPT 繰り返し文字列 REPT(文字列*, 繰り返し回数*) → 文字列*
繰り返し回数だけ繰り返した文字列を返します。
RIGHT 末尾文字列 RIGHT(文字列*, [文字数*]) → 文字列*
文字列の末尾(右端)から指定された数の文字を返します。文字数を省略すると、1 を指定したと見なされます。
STARTSWITH 始まるチェック STARTSWITH(検査文字列*, 検査対象*) → 論理値(BOOL)*
検査対象が検査文字列で始まるかどうか調べます。
T 文字列 T(文字列*) → 文字列*
指定した値がテキスト型の場合その文字列を返します。そうでない場合は空白を返します。
TEXT.D 書式適用(日時) TEXT.D(日時*, 書式*) → 文字列*
日時に書式を適用した文字列を取得します。
書式文字:
 yy – 2桁の年
 yyyy – 4桁の年
 MM – 月
 dd – 日
 ddd – 短い曜日
 dddd – 長い曜日
 tt – 午前/午後
 hh – 12時間形式の時間(01-12)
 HH – 24時間形式の時間(00-23)
 mm – 分
 ss – 秒
例:
 TEXT.D(NOW(), “yyyy.M.d tt hh:mm:ss”) → “2010.1.20 午後 03:04:05”
備考:
 .NET Framework の DateTime.ToString() の書式に従う。
TEXT.N 書式適用(数値) TEXT.N(数値*, 書式*) → 文字列*
数値に書式を適用した文字列を取得します。
書式文字:
 0 – 1桁の数字(桁がないなら0)
 # – 1桁の数字(桁がないなら省略)
 . – 小数点
 ,(桁の間) – 桁区切り
 ,(桁の最後) – カンマ一つで 1/1000 表示
 % – 100倍して % 付加
 ; – 正、負、ゼロに対して別々の書式指定 (使い方: “正書式;負書式;ゼロ書式”)
例:
 TEXT.N(1234.5, “#,#.00”) → “1,234.50”
備考:
 .NET Framework の Double.ToString() の書式に従う。
TEXTJOIN 文字列結合 TEXTJOIN(区切り記号, 空白無視, 文字列1*, [文字列2*], …) → 文字列
区切り記号を間に挟んで、複数の文字列を結合した文字列を返します。空白無視が TRUE の場合は空白を無視して結合します。
UNICHAR UNICODE→文字 UNICHAR(数値*) → 文字列*
UNICODEコード(数値)に対応する文字を返します。
UNICODE 文字→UNICODE UNICODE(文字*) → 数値*
文字のUNICODEコード(数値)を返します。
UPPER 大文字化 UPPER(文字列*) → 文字列*
文字列に含まれる小文字をすべて大文字に変換します。
VALUE 数値へ変換 VALUE(文字列*) → 数値*
数値を表す文字列を数値に変換します。
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