テーブル定義のフィールドの詳細設定にて、自動入力が設定出来ます。下記の種類があります。
データ型による対応状況は下記の通りです。
データ型 | 初期値 | 計算/参照 | オートナンバー |
---|---|---|---|
短いテキスト | ○ | ○ | ○ |
長いテキスト | - | - | - |
数値 | ○ | ○ | ○ |
日付/時刻 | ○ | ○ | - |
ダイレクトリンク | ○ | - | - |
キーリンク | -(入力不可) | ||
計算/参照 | -(入力不可) |
初期値
新規レコード作成時に1回だけ自動的に入力されます。日付/時刻型では「今日」か「現時刻」が選べます。それ以外のデータ型では固定値を指定して下さい。
固定値以外、あるいは、日付/時刻型で今日や現時刻以外を自動入力するには、下記「計算/参照」による方法をご利用ください。
計算/参照
計算式を使って値を自動入力します。
どのタイミングで自動入力するかを、自動入力タイミングの設定ボタンから設定出来ます。
- 初期値:新規レコード作成時に1回だけ入力
- 新規レコード編集中:新規レコード編集中にセルを更新する毎に入力
- 既存レコード編集中:既存レコード編集中にセルを更新する毎に入力
データ入力
データ入力中、自動入力するかどうかはボタンをクリックして手動でオン/オフを切り替えることも出来ます。
また、値を手入力で変更すると自動入力はオフになります。
オートナンバー(連番)
指定した増分(初期値は1)で連番を自動的に割り当てます。短いテキスト型では先頭や末尾に文字を付けたり日付を使って日付毎の連番にしたり出来ます。数値型では書式が指定出来ない代わり、処理速度・使用メモリの面でパフォーマンスが良くなります。
次に割り当てられる値は、オートナンバー値の設定で確認・設定出来ます。
オートナンバーを利用する場合は、「重複禁止」をオンにするのがお勧めです。「重複禁止」をオンにすると、手入力やインポートで入力した既存の値と重複しないように次の値が自動的に割り当てられます。
短いテキスト型では、オートナンバーの書式の設定で書式を指定出来ます。
書式を指定する場合は「書式を指定する」をオンにして下さい。書式は計算式で指定します。? を含む文字列が返る計算式を指定して下さい。計算結果の ? 一つが最低一桁の数字になります。実際の桁数より ? の方が多い場合は 0 詰めされます。
TODAY 関数を使って日付を書式に含め、日付が変わるとオートナンバー値をリセットすることも出来ます。それには、「書式が変わるとオートナンバー値をリセットする」をオンにして下さい。そして、リセット後の値を指定して下さい。
データ入力
オートナンバーのセルでは、新規レコード作成時に * が自動的に入力されます。セルの値が * の場合、確定するタイミングでオートナンバーが割り当てられます。
既存のレコードに * を手入力して確定した場合も新たなオートナンバーが割り当てられます。
インポートで自動入力
インポート時にオートナンバーを割り当てたい場合は、オートナンバーのDBフィールドに対してファイルのフィールドを割り当てないようにして下さい。
自動的に * が入力され、オートナンバーが割り当てられます。もし、データが空のフィールドを割り当てると、空白が入力されることになります。
インポートするファイルに既に値が全行分入力されている場合はそれをインポートすればいいですが、値が入力されている行と空の行が混在しているような場合は、空の行に * を入力してインポートする方法があります。
* に対してオートナンバーが割り当てられます。また、「重複禁止」をオンにしていると、インポートする他の値と重複しないようにオートナンバーが割り当てられます。