xCTI の使い方から購入までの手順を説明します。(xCTI とはこちら)
御社のシステムに組み込んで販売直前まで費用は発生しません。御社で販売時にアクティベーションコードをご購入下さい。
1. CTIコネクタのインストール
xCTI はライブラリ (Fullfree Client Library) とアプリ (CTIコネクタ) で構成されています。CTIコネクタをダウンロードしてインストールして下さい。インストールすると Fullfree Client Library もコピーされ、開発が出来るようになります。
ダウンロードしたら、ZIP ファイルを展開して CtiSetupX.X.X.exe をダブルクリックして下さい。
CTIコネクタは御社のお客様でもインストールが必要です。再販時には上記のファイルを御社のプログラムと一緒に配布して下さい。
2. 開発用アクティベーションコードの取得(無料)
開発用アクティベーションコードとリセラーキーを取得して下さい。どちらも無料で取得出来ます。
開発用アクティベーションコード
CTIコネクタに入力します。アクティベーションコードを入力するとCTIコネクタが使えるようになります。開発用アクティベーションコードは同じコードを何度でも入力出来ます。下記リセラーキーと関連づけがあります。
リセラーキー
Fullfree Client Library に設定します。対応するアクティベーションコードでアクティベートされたCTIコネクタのみに反応するようになります。他社用のCTIコネクタで自社のシステムが勝手に利用されないようにすることを目的としています。
尚、再販用のアクティベーションコード購入時にもリセラーキーの指定が必要です。
3. 実装
Fullfree Client Library を利用してCTIシステムを開発して下さい。Fullfree Client Library は Fullfree のものと共通なので、下記 Fullfree での説明を参照してください。使い方は1点だけ Fullfree の場合との違いがあります。
電話着信に関するほとんどの処理はCTIコネクタが行うため、着信番号の取得は拍子抜けするほど簡単です。リセラーキーを設定すると、下記 Fullfree でのサンプルプログラムが xCTI でも利用出来ます。
xCTIの場合(Fullfreeの場合との違い)
xCTI で Fullfree Client Library を利用する場合は、CtiSystem クラスの ResellerKey プロパティーに取得したリセラーキーを設定して下さい。リセラーキーに対応するアクティベーションコードでのみ動作します。
4. 実行
アクティベーション
CTIコネクタを起動して、開発用アクティベーションコードを入力して下さい。開発用アクティベーションコードは、再販用アクティベーションコードと違いCTIコネクタを起動する度に入力が必要です。同じコードを再入力して下さい。
販売時は再販用アクティベーションコードをご購入頂き、それを御社のお客様に販売して、お客様の環境で入力してもらう必要があります。
着信テスト
御社のシステムを起動したら、CTIコネクタの「テスト」のボタンを押して、下記CTIシミュレーション画面から着信のテストが行えます。
実際の着信
着信テストで期待通りの動作をするようになったら、実際にCTI機器と接続して電話を掛けてみましょう。
CTI機器の接続
接続方法は Fullfree を使う場合と同様です。回線の種類によって異なります。「CTI 導入手順」の「パソコンとCTI機器の接続」の説明をご覧下さい。
接続設定
CTIコネクタの「設定」ボタンを押して、下記設定画面を開いて下さい。
設定方法は Fullfree と同様です。Fullfree の「CTI接続機器の設定」をご覧下さい。
5. 再販用アクティベーションコードの購入
開発用アクティベーションコードを使って開発が完了したら、再販用アクティベーションコードを購入頂き、御社での販売が開始出来ます。尚、アクティベーションコードには下記の種類があります。
- 開発用(無料):御社で開発・検証するためのもので、CTIコネクタを開発モードで実行します。
- 再販用(有料):御社で再販し、御社のお客様が使います。
- 試用用(再販用の付属品):CTIコネクタを期間限定で使えるようにします。
必ずリセラーキーに対応するアクティベーションコードを使って下さい。アクティベーションコードはリセラーキーと紐づいているので、他社のアクティベーションコードを使っても御社のシステムは反応しません。
上記の注文ボタンを押して、再販用アクティベーションコードをご購入下さい。