MENU

クラウドPBXの場合

クラウドPBXとは

ビジネスフォンやPBXの場合は自社のオフィス内に主装置やPBXを置きますが、クラウドPBXではクラウド側にPBXがあります。自社でPBXを所有する従来型に対して、クラウドで必要な時に必要な分だけ使用料を払って使う形態です。下記の特徴があります。

特徴

  • 導入が簡単で安い(主装置やPBXの購入・設置が不要)
  • システム設定が自分で出来る
  • 主装置やPBXの機器管理が不要
  • 通話はスマートフォンやSIP電話機(例:Grandstream GXP1610)などで行う
  • 外出先での発着信が可能
  • 電話回線は不要(インターネット回線を使って通話を行う)
  • 通常、ナンバーディスプレイは標準機能(追加料金不要)

ビジネスフォンのようにシステム設定を変更する度に業者を呼ぶ必要はありません。電話の追加設定などは自分で出来ます。従来のビジネスフォンやPBXより管理が楽になります。

また、ベンダーのサーバーにインターネット経由で接続し、インターネット回線を使って通話するため電話回線は不要になります。ただし、ベンダーや条件によっては電話回線の申し込みが必要な場合があります。

接続・設定方法

パソコンとの接続はインターネット接続が出来るようになっていれば配線は完了です。クラウドPBX側のシステム設定で Fullfree 用に内線番号を一つ追加して下さい。Fullfree で通話はしませんが、Fullfree は電話機の1台という扱いになります。

Fullfree の [CTI]-[CTI設定] メニューでの接続機器の設定は、自動検出には対応していないので+ボタンを押して「SIP汎用」を選んで下さい。クラウドPBXでは「ホスト」「ユーザ名」「パスワード」が入力必須項目です。

クラウドPBXの設定

「ホスト」には FQDN の他に IPv4 のIPアドレスも指定出来ます。プロトコルは UDP になります。

お勧めのクラウドPBXは?

クラウドPBXのベンダーは30以上もあり、料金はベンダーによって大きく異なります。その中で特にお勧めなのは「クラコールPBX」です。初期費用は無料で、一人当たりの料金が安い上に、料金上限がある非常に珍しいベンダーです。何人で使っても最大5人分までの料金しか掛かりません。

また、ユーザー数はチャネル数と一致しています。100人で契約すると5人分の料金ながら100チャネルになります。つまり、100人が同時に通話出来ます。

更に、導入が簡単で、実際に通話できるようになるまでが早いです。クラコールPBXでの設定方法はこちらをご覧下さい。

PAGETOP